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紛失したパーツの複製に挑戦

制作

30年以上ぶりに再会したモデロイド。到着して即素組をしたまではよかったのですが、はずれやすいパーツがあったようでいつの間にか無限の彼方にさようなら・・・
パーツ注文も考えましたが、小さなパーツで形状も複雑ではなかったので、おゆまる&レジンでの複製に挑戦しました。

プラスチックねんど | パーツ複製必須道具①

まずは型を取る為にプラスチックねんどを用意します。今回は「おゆまる」を使用しました。80℃以上のお湯に2,3分漬ける事によって簡単に型が取れます。

型を取る時には塗料皿など適当なサイズの容器があると楽です。プラスチックねんどを型に入れたら複製したいパーツを半分程度埋め込みます。下の写真はパーツが浮いておりますが、もう少し埋め込んだ方がきれいに複製出来ますね・・・(写真を撮影した後もう少し埋めこみました。)

型の上部分を取る前に下側のプラスチックなんどが硬化するのを待ちます。上下の型で位置合わせを簡単にするため、写真で見にくいですが適当なペンなどで3か所の穴をあけてあります。上側の型を取る時に凹凸ができて正確に型を合体できるようになります。

お湯に入れたままになっている残り半分のプラスチックねんどをパーツの上側に押し付けて型を完成させます。この状態で、5分程度で硬化しました。

レジン液 | パーツ複製必須道具②

型取りが完了したら、パーツの元となるレジン液を型に流し込みます。

今回は横に流し込みの為の隙間を作らなかったので、型をばらした状態でレジン液を流し込んでから型をくっつけてクリップで挟み込みました。

中に空気が入るとレジンに空気の隙間ができてうまくパーツの複製ができないので、今回は複製するパーツのダボ軸側に穴を空けて空気を抜くようにして何度か作成しました。

UVライト | パーツ複製必須道具③

レジン液は紫外線をあてれば固まるので太陽光でも固まるようですが、確実に固める為にはUVライトが必須です。

表裏ひっくり返して2分位。更に念の為、照射して固めました。

他に用意した道具

写真にも写っておりますが、プラスチックねんどを温める為保温が可能な容器(保温マグ使用)、プラスチックねんどをお湯から取り出すための割り箸なんかもあると便利です。

型を固定するクリップは手頃なサイズのものがなかったので巨大なものを使いましたが、塗装なんかでもあると便利なので100均などでいくつか買い足しときたいところですね。

パーツ複製完了

とりあえず、上の手順を何度か繰り返して試行錯誤の結果できあがったパーツがこちら。

左側から、レジンがいきわたらずパーツが欠損、空気が入ってパーツ内に気泡入り、を経て、塗装すれば何とか使えそうなレベルの3つ目のパーツが出来上がりました。パチパチ

バリとって、多少デザインナイフで成形してパーツにはめ込んでみました。

まとめ

今回のパーツ複製もそうですが、摸活を楽しむには何はともあれやってみるのが一番ですね。

他にもいろいろとやってみたいことはあるのですが、なかなか時間が取れないのを言い訳にすすまなかったりすので、今回は30年以上ぶりに再開したモデロイド ディーバーを何とか、年内に全塗装で仕上げたいと思います。

ついつい新しいキットが届くと素組素組と手を出してしまい、塗装まで完成している作品?が全然増えないのが現状ですが、何とか年内に2,3体は完成させたいなー(;^ω^)

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